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京都大など全国8カ所の国立大学付属病院は、通信衛星を利用して鮮明な画像を送って移植手術や遺伝子治療など最先端の医療技術情報を相互にやりとりする「大学病院衛星医療情報ネットワーク(MINCS)」を今日、開局した。 京都大のほか、北海道大、東北大、東京大、名古屋大、大阪大、岡山大、九州大でスタート。最終的には、全国42の国立大学付属病院すべてが加わる予定。 このネットワークシステムは、各大学にデジタル・ハイビジョンを使った鮮明な画像を送受信できる装置を配置。手術室や顕微鏡にハイビジョンカメラを取り付けて、生体部分肝移植など最先端技術による治療の様子を撮影し、衛星通信を通じて他大学の研究室や医学部教室に置かれた大画面に映し出す。 実際の活用としては、大学間での医師や医療スタッフ、医学生らの研修▽特定症例の治療で複数の大学付属病院専門医が資料を見て討議する▽地域医療機関への最先端医療技術を提供▽災害など非常時の連絡回線―などを予定している。 高度医療の提供と開発を行う国立大学付属病院の連携強化を目指して、文部省が昨年から準備を進めていた。8大学の送受信装置整備費は約24億円。 |