日本のそばは、8世紀に修行僧が中国から持ちかえったのを伊吹山に植えたのが始まりとされる。江戸時代は地元名物のひとつで、伊吹山のふもとにはそば畑が広がっていたと伝えられている。 近年はほとんど栽培は行われていなかったが、山田さんらが地元の町おこしグループと協力してそば栽培を計画。今年8月に初めて約1.3ヘクタールで栽培を始める一方、信州の名店を視察するなど準備を進めてきた。 先月末に開いた同町伊吹の工場兼店舗では、1日500食の生めんを生産。山田社長によると、伊吹山周辺はそば栽培に適した高冷地。栽培は無農薬で行い、そば打ちには伊吹山からの伏流水を使っているという。来春からはそばの調理も始め、特産の「伊吹ダイコン」を使ったおろしそばを名物にしたい考え。栽培は休耕田を利用して将来、20ヘクタールまで広げたい、としている。製品は店頭販売のほか、宅配も行っている。同社は電話0749(58)1712へ。 |