■小泉首相再訪朝

 小泉首相再訪朝ドキュメント(日本時間。平壌は日本との時差なし)

 【22日】

 5・15 山崎正昭官房副長官が都内の参院議員宿舎を出発

 6・03 小泉純一郎首相が公邸出発

 6・20 小泉首相が羽田空港で「(拉致被害者の)8人のご家族が日本に帰国できるように、全力を尽くします」と決意

 6・48 小泉首相が政府専用機で羽田空港を平壌に向け出発

 8・50 自民党の山崎拓前副総裁が福岡市内で「(拉致被害者)家族8人を今夕、お迎えすることになった」とあいさつ

 9・00 札幌市出身の石岡亨さんの兄、章さんが「首相は毅然(きぜん)とした態度で頑張ってほしい」と注文

 9・09 小泉首相が平壌国際空港に到着

 9・22 小泉首相が政府専用機の外に。金永日外務次官らが出迎え

 9・30 拉致救出議連の平沼赳夫会長、都内で記者団に「毅然(きぜん)として首相が臨むことを期待する」と語る

 9・45 北朝鮮の朝鮮中央通信が小泉首相の平壌到着を速報

 10・00 都内のホテルで拉致被害者家族会が記者会見

 10・00 阿部正俊外務副大臣が山形市内での参院選立候補予定者の事務所開きで「選挙に勝てば小泉内閣は引き続き政権を担当することができ、(日朝・拉致問題の)大きな力になっていくのではないか」と指摘

 10・02 家族会代表の横田滋さんが「小泉首相は思いがけないことをやってくれると感じている」と期待感を表明

 10・35 都内のホテルで拉致被害者5人が会見

 10・40 蓮池薫さんが「頑張って成果を挙げてほしいと心から念じている」と語る

 10・42 地村保志さんが「小泉首相しか頼るところがないので、期待と希望でいっぱいです」と話す

 10・55 川口順子外相が外務省到着。「首相はよい仕事をしてくださると思う」と期待を表明

 11・02 平壌郊外の大同江迎賓館で、小泉首相と金正日総書記の日朝首脳会談開始。金総書記は会談の冒頭「国交正常化を成功させる意思と抱負を持ってあらためて訪朝したことをうれしく思う」と小泉首相の訪朝を歓迎。日本政府筋は被害者の家族とみられる数人が迎賓館に現れ、確認を急いでいることを明らかにした

 12・35 日朝首脳会談終了。金総書記は最後に首相と握手し「また会いましょう」と表情を緩めた

 13・59 小泉首相が大同江迎賓館を出発

 14・30 小泉首相がプレスセンターがある高麗ホテルに到着。記者団には無言

 15・05 川口順子外相が首相官邸に到着。「今は何も申し上げられない」

 15・30 細田博之官房長官、川口外相らが都内のホテルに到着。拉致被害者らに日朝首脳会談の内容を説明し、地村保志さん、蓮池薫さんの子ども計5人の帰国が決まったと報告。曽我ひとみさんの家族の来日問題については継続協議に

 15・42 北朝鮮が拉致被害者家族8人の帰国を了承したと、ロイター通信とAP通信が共同通信の報道を引用して至急報

 16・10 与党関係者によると、金総書記が、曽我ひとみさんと夫ジェンキンスさんらが北京で面会するよう提案していたことが判明

 16・30 小泉首相が高麗ホテルで記者会見。日本が北朝鮮に対する制裁法を発動する考えがないことを伝えたと表明。拉致問題では、金総書記が安否不明者10人の再調査を約束したことを明らかにした上で、これに日本側も参加する考えを表明。また、ジェンキンスさんに1時間にわたり来日するよう直接説得したが本人が固辞、曽我さんは北京でジェンキンスさんと面会することに同意したと述べた。会見時間は約20分

 16・44 川口外相は、都内のホテルで拉致被害者らとの会談後「首相は最善を尽くしたと思う」と評価。細田官房長官は、記者団の「成果がなかったのでは」との問いに「それはいろいろだ」。谷内正太郎官房副長官補は家族の反応について「非常に厳しい」と漏らす

 16・55ごろ 蓮池薫さんの母ハツイさんが都内のホテルで記者団に「今回の結果は喜べない。首相は何のために行ったのか」と語る

 16・55ごろ 地村保志さんの義兄の浜本雄幸さんは都内のホテルで記者団に「何も解決していない」と話す

 17・00 政府側から説明を聞いた後、拉致救出議連の平沼会長は都内のホテルで記者団に「非常に不満だ。総理が行った割にはお粗末だ。あれなら私にもできる」と小泉首相の対応を強く批判

 17・10 家族会の横田代表が都内のホテルで記者団に「最悪の結果。8人(の帰国)は当然と思っていた。納得した人は1人もいない。裏切られたという感じだ」と感想

 17・25 首相官邸で細田官房長官から説明を聞いた後、自民党の安倍晋三幹事長は記者団に「5人の家族の子どもたちが日本に来ることは本当に良かった」と評価。しかし、特定船舶入港禁止法案の扱いについては、「当然、今国会で成立させる」と強調

 17・45すぎ 拉致被害者5人が都内のホテルで記者会見

 17・47 会見で地村保志さんは「曽我さんの気持ちを考えると家族の帰国を喜んで良いかどうか複雑な気持ち」と話す

 17・50 会見で曽我ひとみさんは「どこかで近いうちに家族に必ず会えると思うので、その日のために一生懸命頑張りたい」と話す

 17・54 会見で蓮池薫さんは「うれしい気持ちはない。曽我さんが家族一緒に生活できるよう、やれることがあれば何でもやる」と話す

 18・00 会見での質問に曽我さんは「どんなに時間がかかっても最後には4人一緒に日本で暮らしたい」と答える

 18・00 自民党の山崎前副総裁は、福岡市内で記者団に「期待通りの成果を挙げた。政権の求心力は働くと思う」と評価

 18・10 自民党の安倍幹事長がTBSの番組で、曽我ひとみさんと夫のジェンキンスさんとの再会場所について、北京以外も選択肢との考え表明

 18・10 福井県の西川一誠知事が会見し、地村さん夫妻の子どもを受け入れるため、帰国家族自立支援室を設置すると発表

 18・15 拉致被害者5人の会見終了

 18・16 拉致被害者家族会が都内のホテルで会見

 18・16 会見で家族会の横田代表は「小泉総理に会う時、家族の怒りが強すぎて、どうなるか心配」と話す

 18・23 会見で拉致救出議連の平沼会長は「安易な妥協をした感は免れることができない」と批判

 18・40 会見で家族会の蓮池透事務局長が「2002年は被害者5人と家族8人を切り裂き、今回は被害者5人も引き裂いた」と怒りの声

 18・50 小泉首相が平壌国際空港を政府専用機で出発

 19・24 池さん夫妻と地村さん夫妻の子ども計5人が平壌国際空港を政府専用機の予備機で出発

 19・47 家族会の会見終了

 (共同通信)


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