Kyoto Shimbun 1997.3.28

歌に乗せ重油被害を救援

ロシアの歌手招き 来月5日に福知山でコンサート

ロシア民謡歌手のガリーナさん
 ロシアのトップ級の民謡歌手を招いてのコンサート「平和の青いプラトーク」(同実行委主催)が4月5日、京都府北部の福知山市民会館で開かれる。丹後の海重油被害救援チャリティーと銘打ち、収益の一部を義援金に充てる取り組みもする。

 出演するのはロシア功労芸術家の称号を持つ歌手のガリーナ・エゴロアさん。伴奏は、夫で民族楽器バヤンの名手のピョートル・エゴロフさん。夫妻の音楽はロシア国内はもとより、東欧諸国で人気が高い。

 事故に心痛める
  優しい民謡の現代歌曲も


 日本ユーラシア協会福知山支部と丹波文化懇話会など福知山市の音楽愛好家が中心となって実行委員会を組織し、初来日で日本各地を演奏している夫妻のコンサートを府北部で企画、実現させた。実行委によると、夫妻はロシアタンカーの重油流出事故について「日本に迷惑をかけた」と心を痛めていると言い、今回の収益については一部を重油被害地への義援金に充てることになった。

 当日は午後7時から1時間半にわたり、民謡と現代歌曲の2部構成で、日本人にもなじみのある「トロイカ」や「カリンカ」などを聴かせる。

 入場料2,000円(小中高生1,000円)。福知山市内の楽器店などで発売している。問い合わせは同実行委 電話0773(23)5521へ。


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