丹後半島 住民ら必死の作業 「戦い」果てしなく 島根県沖で沈没したロシア船籍のタンカーから流出した重油が、丹後半島に大量漂着して3度目の週末を迎えた。「黒い漂流」は容赦なく沿岸部に打ち寄せ、その度に海上で、陸上で、漁師や住民らによる懸命の回収作業が繰り返されている。「うらにし」の天候のため、作業が思うように進まない日もあり、丹後の沿岸住民の疲労も限りなく蓄積している。
「丹後の青い海を守ろう」。週末を中心に、多くのボランティアが京阪神から駆けつけた。地元の人と力を合わせ、手作業で油塊を取り除く。 必死の努力で、浜は元の姿を取り戻しつつあった。が、再び大量の漂着。「また一からやり直し」。住民は油を運んでくる日本海の荒海の前で立ちつくす。 油と、そして作業を阻む悪天候とのいつ終わるともしれない戦いは、続く。 |