Kyoto Shimbun 1997.3.30

プロギタリストの親子
重油被害の住民 支援へ

京滋でチャリティーコンサートの場を

チャリティーコンサートへの協力
を呼びかけている中林さん親子
 国際舞台で活躍する岡山市のプロ・ギタリストの親子が、ロシアタンカーの重油流出事故で被害を受けた住民らを支援するため、自分たちが出演するチャリティーコンサートを開催してくれる協力者を募っている。京都、滋賀では5、6月の出演を希望しており、出演料は交通費などの実費を除き、すべて義援金として日本赤十字社を通じ被害を受けた府県に贈る。

 出演料は義援金 協力者募る

 日本人ギタリストで初めて米国・カーネギーホールでリサイタルを開くなど、海外でも活躍する中林淳真さん(69)と、長男のプロギタリスト仲哉さん(34)a東京都在住a。淳真さんは、メキシコ地震や阪神大震災の際も義援金を募るチャリティーコンサートに出演しており、日本赤十字社の金色有功章を受賞している。

 海が好きで、東京から岡山に移った淳真さんは「重油で汚れた美しい海と住民の方々の苦しみを見聞きし、胸が締めつけられた。ギターを通じ少しでも役立ちたい」とチャリティー出演を思い立ったという。3月から、各地で協力を呼びかけコンサートに出演している。

 出演は、本業の巡回演奏の合間をみて行う計画。演奏するのは、クラシックかポピュラーのいずれかで、演奏時間は1時間半まで。淳真さんは日赤の特別名誉会員であるため、コンサートは日赤協賛とすることができるという。問い合わせは、手紙かFAXで応じる。希望者は、〒703 岡山市円山1090-1、FAX086(276)5178へ。



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