
島根県沖の日本海で沈没したロシア船籍「ナホトカ」から流出した重油が9日早朝、京都府北部・丹後半島西側の竹野郡丹後町から兵庫県境の熊野郡久美浜町にかけての海岸に続々と漂着しているのが確認された。パトロールで警戒を強めていた沿岸自治体や漁協などでは、オイルフェンスを張るなど懸命の防除、除去作業にかかった。
丹後、網野、久美浜3町は同日午前、警戒本部を対策本部に切り替え、午後から本格的にスコップなど人力で除去する作業などを進めている。久美浜町湊の湊漁協では、久美浜湾でのカキ養殖を守るために昼過ぎから湾口にオイルフェンスを張った。 京都府水産事務所(宮津市)が網野町漁協に向けて油の吸着マットを搬送するなど、関係機関は午前中で漂着重油の回収、防除体制を整えた。 |