Kyoto Shimbun 1997.1.16

 熱く、力強く広がる支援
 府南部5市5町 連携し物資輸送



物資をトラックに積み込む職員(宇治市役所)

 京都府南部の5市5町は15日、タンカーの流出重油が漂着した府北部の網野、丹後、久美浜3町に除去作業に必要な救援物資を運んだ。

 要請のあった土嚢(のう)1万5,300、ごみ袋1万、軍手2,300などで、阪神大震災後に「広域防災ネットワーク委員会」をつくった10市町が備蓄していた。前日夕方という突然の呼びかけにもかかわらず、各市町からは予定より多くの物資が寄せられ、2トントラック1台だけでは積み込めず、急きょ消防の2トントラックも手配した。柄の長いひしゃくは府南部に在庫がなく、各自治体の職員が小売店などに走り計16本を用意したという。

 午前10時から宇治市役所駐車場で始まった積み込みに立ち会った宇治市の谷口道夫企画管理部長は「要請のすべてが整えられた状態ではないが、支援できる部分で協力し合おうと呼びかけた。ネットワークの連携がスムーズにいったと思う」と話した。同委員会を構成しているのは、宇治、城陽、八幡、長岡京、向日各市と田辺、久御山、宇治田原、井手、大山崎の各町。


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