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京都府熊野郡久美浜町の久美浜高に31日、神奈川県横須賀市にあるコミュニティーFM局が集めた重油回収作業用の物資が届いた。カヌーが縁での呼び掛けに、ラジオの聴取者から思わぬ反響があった。同高生らは贈られたかっぱなどを着て1、2両日、同町の箱石浜で回収ボランティアに励む。 同高カヌー部顧問の坂東美紀教諭(35)が、知り合いの陸上自衛隊少年工科学校(横須賀市)カヌー部の輿石憲部長(60)に、「かっぱなどの物資が不足している」と伝えたのがきっかけ。 日本カヌー連盟理事の輿石さんは、1984年に坂東教諭が久美浜高カヌー部を作った時から相談に乗る一方、毎年8月の高校カヌー選手権では、両高はライバルとしてしのぎを削ってきた。 輿石さんの妻、瑞恵子(53)さんが、地元の「FMブルー湘南」の熱心な聴取者で、27日に回収作業用の物資不足を同局にファクスで知らせた。その日から3日間、1日4、5回、放送で物資提供の呼びかけが行われ、聴取者や市民からビニールかっぱ100点、ゴム手袋150点のほか、ジャンパーや帽子など次々と物資が寄せられた。 架け橋役をした瑞恵子さんは、「現地には行けないけれど、少しでも役に立ちたかった」という。また、久美浜高カヌー部の吉田英主将a2年aは、「多くの人に心配してもらっているから、頑張って重油拾いをしたい」と喜んでいる。 |