Kyoto Shimbun 1997.2.1

重油運搬船 第1便が出航
舞鶴港から福岡へ


 京都府北部・丹後半島周辺の海上や若狭湾で回収した重油を、舞鶴港から福岡県の廃棄物処理場へ運ぶ第1便の運搬船が31日、出港した。

 近隣の処理場だけでは、次々回収される重油に対応しきれないため、船主の依頼を受け重油処理にあたる海上災害防止センターが、広島県内の海運会社に手配した。与謝郡伊根町や熊野郡久美浜町などからトレーラーで運ばれたドラム缶約3,500本と、袋入りの油約200トンを、20日から船内に積み込んでいた。

 作業が終了しだい、舞鶴港を出発する予定だったが、ここ数日の荒天で波が3、4メートルと高く、出港を2日間延期。波のおさまったこの日、北九州市の新門司港に向け港を出た。

 中福浩治船長(33)は「ようやく出発という思いだが、明日はまた波が高くなりそう。少しでも波をかぶると油が流出する危険があるが、京都府のきれいな海を取り戻すため少しでも役に立ちたい」と話していた。

 今後も必要に応じ海上搬送する。



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