Kyoto Shimbun 1997.2.18

きれいな海へ あなたの愛を
生徒会が街頭募金 山科の安祥寺中



重油流出事故の被害地への募金を
呼びかける安祥寺中の生徒ら(JR山科駅前)

 京都市山科区・安祥寺中学生徒会(約500人)は17日、日本海重油流出事故の被害をうけている人々を支援するため、学校近くのJR山科駅前と西友山科店前で街頭募金活動を行った。寒風の中、声を張り上げて募金を呼びかけた。

 同校の生徒会は、先輩たちが阪神大震災の時に行った募金活動に学び、重油事故での支援を決めた。12日から毎朝、校門で募金を呼びかける一方、重油回収作業に使うごみ袋や雑きんなどの物資の提供も募ってきた。

 この日の街頭活動には、生徒会役員ら約20人が参加。「流出事故にあなたの愛を」と書いた募金箱を持って、買い物客らに「お願いします」と声をかけた。生徒会長の2年久保誠一郎君(14)は「日本海にはよく釣りに行った。きれいな海を取りもどすために、少しでも役に立てば」と話していた。

 生徒会は、17日までに集まった募金計12万7,205円と物資に生徒の激励の手紙を添えて、近く被害の大きい福井県三国町に贈ることにしている。



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