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重油が漂着して以来、カニ料理や宿泊の客が大幅に減った京都府竹野郡網野町の網野観光協会(堀場治会長、37人)は、油回収兼用のビーチクリーナーを購入、20日から稼働させた。「懸命に回収作業している所で、飲み食いはどうも気が引けて…」との客の声に配慮、旅館街の浜を中心に投入する。 同観光協会は旅館、民宿で組織。地元には約2キロの砂浜があり、協会員やボランティアが漂着油を回収してきた。 ところが、漂着以後、“遠慮する”客のキャンセルが相次いだ上、新規予約も入らなくなり、同協会では「家によって2割から5割以上も減った」という。回収作業に出た協会員からも「足腰が痛い」「いつまで続くのか」などの声が出、18日の総会で全会一致で機械の導入を決めた。 購入したのは、浜砂をふるいにかけゴミを回収する機械の改良型で、1台1,250万円。数センチの深さまでしか油、ゴミを集めないが、同協会では、所有しているフォーク付きトラクターと併用し作業を進めたい、としている。木津川以東の浜の、旅館街周辺を中心に投入する。 |