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タンカー重油流出事故で、新潟県沖の漂流重油は、県西部から県中部沖に北上、新潟県中部の海岸に漂着し、北部にも漂着の恐れが強まっている。 日本海沿岸は23日、冬型の気圧配置がいったん緩み、第八管区海上保安本部(京都府舞鶴市)や第九管区海上保安本部(新潟市)は、漂流重油の回収作業を再開、新潟県内などでも漂流重油の除去作業を再開した。 しかし海上は、依然10メートル前後の強風が吹き、しけの状態が続いており、24日には新たな低気圧の接近が予想されることから回収作業は難航している。 第八管区海上保安本部は、朝から航空機で京都府・丹後半島周辺や若狭湾などの漂流油を調べ、巡視船で回収を進めている。 漂流油は23日朝、舞鶴市野原の砂浜に直径数センチの重油塊多数が漂着し、漁協の組合員らが回収した。八管本部は「2日間の激しい波で海上の油が陸地に近づいている」とみている。 島根県・隠岐島北東の「ナホトカ」沈没推定地点近くでは、依然海底の船体から重油がわき出ているのを3日ぶりに確認した。その地点から南南西に約2キロ、最大幅200メートルの範囲に油が漂流。巡視船などで処理剤を散布している。 |