Kyoto Shimbun 1997.1.25

回収で体の不調続出 伊根町
保健所 ゴーグルなど着用を 呼び掛け


 京都府伊根町の海岸で漂着した重油塊の回収作業を行った人が「目がチカチカする」「気分が悪い」「頭痛がする」などの症状を訴えていたことが、宮津保健所の調べでこのほど分かった。同保健所では、マスクやゴーグルを付けて作業してほしい、と呼び掛けている。

 症状を訴えたのは、伊根町蒲入漁協の婦人部員12人。14、16の両日、同町蒲入の岩場で回収作業に従事。作業後、休息したり、目を洗って回復したため、病院には行っていない。

 硫黄や硫化水素、炭化水素を主成分とするC重油は目や皮膚を刺激する。このため、同保健所では今月中旬「目に入ったらきれいな水で最低15分以上洗浄する」など、対処方法を記したパンフレットを、同町と宮津市の対策本部や漁協に配布。その際、症状が出ていることをつかみ調査していた。

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