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日本海のタンカー重油流出事故で油まみれになり、保護されていた海鳥のうち、元気を回復した3羽が、10日に舞鶴市の海岸から放される。突然の重油事故にすみかを追われ、傷ついた鳥たちは、2カ月ぶりに自然に帰る。 重油事故で、京都府は海鳥23羽を保護、死んだ80羽を回収した。保護した海鳥は、直後に死んだ鳥を除く19羽が、京都市動物園内の野生鳥獣救護センターに運ばれたが、11羽は死亡した。しかし、残る8羽は、体の油を落としたり、薬剤を飲ませて胃腸を洗浄するなどの治療を続けた結果、5羽が元気になった。 今回放鳥されるのは、ミツユビカモメ、ウミウ、ウミネコ各1羽。事故発生直後の1月11日から2月5日にかけて、網野町沖などで保護され、同センターでリハビリを続けていた。 深手のウミネコ 帰れず、「里親」募る 府によると、保護・回収した海鳥は9種にのぼっているが、最も被害が多かったのは、沖で水中にもぐって魚を取るウトウで、計65羽を占めている。 重油被害を受けた海鳥の保護は、富山や石川など11県でも行っており、計180羽以上のうち70羽余りがすでに自然に放されている、という。 一方、府では、元気にはなったものの傷ついて自然復帰できないウミネコ2羽については、面倒をみてくれる「里親」を募集する。一定規模の飼育ケージ(池付き)が用意できる人や団体が対象。問い合わせは、府森林保全課 電話075(414)5026へ。 |