町のN号重油流出対策本部は、1月9日の漂着以来、これまでに約3万人のボランティアなどを動員。各海岸ともきれいな浜を取り戻しつつあることから、一般募集によるボランティア体制は、この日の琴引浜での回収作業で終結することにした。 朝からの作業には、遠く横浜市などからも参加した約500人が従事。約1.8キロに及ぶ砂浜全体に散らばり、ふるいとシャベルなどを使って、砂の中の重油塊をより分け、土のう袋に詰め込んでいた。昼には、地元住民らがブタ汁やおにぎりなどを振る舞った。初めて参加したという宇治市蔭山の会社員西山武史さん(27)は「取っても取ってもきりがない感じもしますが、油の溶けない今のうちに何とかしたいですね」とふるいを振り続けていた。 同町対策本部は、今後重油回収機やビーチクリーナーなどで除去作業を行う予定で、任意のボランティアは受け付けていく方針。 |