Kyoto Shimbun 1997.4.19

2億1600万円を請求
京都府、国際油濁補償基金に

 日本海で発生したロシア船籍タンカー「ナホトカ」の重油流出事故で、京都府は18日、府と宮津市など関係自治体の油除去費用約2億1600万円を、来週にも国際油濁補償基金へ請求する、と発表した。

 請求するのは、府、舞鶴、宮津両市、伊根、網野、丹後、久美浜4町と丹後広域消防組合。このうち、府の請求分が1億7千万円を占めている。

 請求対象は、事故発生から2月末までの人件費や重機・車両・船舶の借用費、燃料費、ボランティアへの救護所設置費など油除去に関連する費用。

 タンカー事故で被害に遭った自治体の油回収費用の請求は、すでに福井、石川など5県が行っている。一方、漁業関連の被害額はまだ算出されていないが、全国漁業協同組合連合会は先月、京都など被害を受けた9府県の漁協が油除去にかかった費用23億円を同基金に請求している。


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