光の海、闇に広がる 京都最大級、イルミ点灯
京都府内最大級のイルミネーションイベント「京都イルミエール」が29日に開幕するのを前に、会場となる南丹市園部町大河内のるり渓温泉で28日に点灯式があった。スモークにレーザーを当ててオーロラを再現するショーもあり、自然の中に幻想的な世界が広がった。
高原の立地を生かし、澄んだ夜空と光の競演を繰り広げる企画で、5回目。木々に囲まれた約1万平方メートルの敷地に100万個の発光ダイオード(LED)電球を設置し、光の空間を演出する。
今年は和傘や竹灯籠など和の素材を取り入れたライトアップや巨大アーチ、ツリーが登場。1日4回上映するオーロラショーでは欧州の最新機械を日本で初めて導入し、夜空に色鮮やかな光のカーテンが浮かび上がった。
来年4月9日まで。午後4時半~9時半。大人千円、子ども500円。事務局TEL050(3786)3863。
【 2016年10月29日 10時53分 】