出版案内
福祉事業団

タケノコ不作、直売所休業も 京都南部、低温影響?

タケノコの不作による休業を伝える直販所(京田辺市田辺)
タケノコの不作による休業を伝える直販所(京田辺市田辺)

 京都府京田辺市のタケノコが今年、不作に陥っている。同市の生産農家団体の直売所は量を確保できず、休業を重ねる。JA京都やましろ(京田辺市)によると木津川市山城町のタケノコの卸売市場への出荷も例年の1割ほどで、山城地域全体でも不作という。3月の低温が原因とみられ、関係者が心配している。

 同市の京田辺たけのこ生産農家グループ(10戸)は3月25日に直販所を開いた。例年は毎朝計300~400キロほど収穫して市役所近くの直販所に並べるが、今年の量は2割ほどで、小ぶりなタケノコが多いという。29、30日、4月3、4日は販売するタケノコがなく休業、大阪府などから車で訪れた人に謝った。贈答用の注文も受け付けを中断しており、「ここ30年ほどない不作」と嘆く。

 直販所責任者の大崎智之さん(45)は「夜間の気温が低く、タケノコが土中で育っていないのだろう。5年前も不作だったが、4月10日ごろから気温が上がって盛り返した。暖かい日が続けばいいが」と話す。

 タケノコの不作は全国各地から伝えられている。JA京都やましろは「豊作の場所もあるが、山城地域全体では不作傾向」といい、天候不順に加え、農家の高齢化で竹林の手入れが行き届かないのも一因とする。京田辺市農政課は「3月の低い気温がタケノコの生産量低下につながっている。茶などにも影響しなければいいが」と心配している。

【 2017年04月05日 12時34分 】

ニュース写真

  • タケノコの不作による休業を伝える直販所(京田辺市田辺)
京都新聞デジタル版のご案内

    地域のニュース

      政治・社会

      チョコ専門店、京都出店ラッシュ 国際的な知名度向上狙う

      20170922000201

       京都市内でチョコレート専門店の出店や改装が相次いでいる。京都市民が和菓子をはじめとした..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      テニス、ムグルサが準決勝進出
      ケルバーも4強、東レ第5日

      20170922000180

       女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン第5日は22日、東京・有明テニスの森公園で..... [ 記事へ ]

      経済

      凍結項目絞り込み、決定に至らず
      TPP、10月東京で再会合

      20170922000189

       東京都内で開かれていた環太平洋連携協定(TPP)参加11カ国の首席交渉官会合が22日、..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      1日10食限定、高級ステーキ丼 リーガロイヤル京都

      20170922000175

       リーガロイヤルホテル京都(京都市下京区)は、近江牛などの高級牛100グラムをご飯の上に..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      ロボットで世代交流活性化 同女大がシステム共同開発

      20170921000198

       同志社女子大京田辺キャンパス(京都府京田辺市興戸)の学生と地域の高齢者が、世代を超えた..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      安全追求に終わりないと新委員長
      原子力規制委、更田氏が抱負

      20170922000198

       原子力規制委員会の委員長に就任した更田豊志氏は22日、記者会見で「安全追求に終わりはな..... [ 記事へ ]