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シカ襲う野犬、人に危害も 京都・宇治周辺、捕獲おり設置

野犬の目撃エリア
野犬の目撃エリア

 昨年6月から7月にかけて、京都府宇治市南東部の山間地、白川地域でシカを襲うシェパードのような大型犬が目撃されて以降、周辺市町の山間部などでシカを襲う野犬の目撃が続く。1月14日にも新たに目撃情報があり、一帯では住民や自治体が警戒を強める。

 最初の目撃情報は、白川地域の農地で大型犬がシカを襲っていた。野犬が人に危害を加える恐れもあるため、宇治署が周辺をパトロールし、府山城北保健所は目撃現場近くに捕獲用のおりを設置した。

 さらに昨年7~12月にかけて、城陽霊苑(城陽市寺田)付近や、宇治市と宇治田原町の境界に近い府民スポーツ広場(久御山町飛び地)、天ケ瀬ダム周辺でシェパードのような大型犬やシカを襲う犬が目撃された。だが全て同じ犬がどうかは分かっていない。

 白川地域では、その後も警戒が続く。目撃地点周辺に市が監視カメラを設置した。野犬はシカを追っているとみられ、白川区の役員は昨年10月から、動物が嫌って避ける効果のある木酢液入りの容器を住民が通る道路沿いに設置する。そのほか、児童の登下校時の見守りも続ける。小島確二区長(63)は「子どもやお年寄りが危害を加えられるようなことがないようにしたい」と話す。

 1月には、府民スポーツ広場周辺で、シカにかみついているような中型犬が目撃された。広場を管理する府公園公社は注意を呼び掛けるポスターを貼り、保健所も捕獲用のおりを設置した。

 府山城北保健所は「もし野犬を見掛けても不用意に近づかないように注意し、見つけたら保健所や警察に通報してほしい」と呼び掛けている。

【 2018年02月06日 17時00分 】

ニュース写真

  • 野犬の目撃エリア
  • 野犬に対する注意を呼び掛けるポスター(久御山町佐古・府民スポーツ広場)
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