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ツシマヤマネコ1歳に 京都市動物園、繁殖へ期待

大きく成長したツシマヤマネコのユメ。網の奥がユウキ(3月26日撮影、京都市動物園提供)
大きく成長したツシマヤマネコのユメ。網の奥がユウキ(3月26日撮影、京都市動物園提供)

 全国初の人工保育が行われている京都市動物園(左京区)のツシマヤマネコ2頭が、11日で満1歳になった。ボール遊びをするなど活発に成長しており、同園では繁殖への期待も高めている。

 ツシマヤマネコは国の天然記念物で、絶滅危惧ⅠA類に指定されている。野生での生息数は100頭程度と推定され、環境省の取り組みとして同園を含む全国10施設で37頭が飼育されている。

 市動物園では昨年5月11日に、2頭がそれぞれ体重約100グラムで誕生した。帝王切開での出産となり、飼育員らの手で育てられている。1年たち、雄のユウキは鼻から尻尾の先までの体長が79センチ、体重3640グラム、雌のユメは体長73センチ、体重3220グラムまで大きくなった。昨年冬からは別々の区画で飼育しているが、網ごしに仲良く過ごすことが多いという。

 今年1月には福岡市動物園から、2頭と同じ時期に生まれた雌のユイが来園した。野生では雌は2歳ごろ、雄は3、4歳から繁殖が可能とされ、ユウキとの「お見合い」をさせ、将来の繁殖へ期待を掛けている。

 種の保存展示課の高木直子さん(47)は「2頭は人間への警戒心は少ないので、繁殖を成功させ、将来は野生に戻す道筋をつけていきたい」と話している。

【 2018年05月12日 09時30分 】

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  • 大きく成長したツシマヤマネコのユメ。網の奥がユウキ(3月26日撮影、京都市動物園提供)
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