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江戸期、京都・五条大橋で震度6強か 地震研究会で報告

近畿などの歴史上の地震について研究報告が行われた歴史地震研究会(京丹後市峰山町・市峰山総合福祉センター)
近畿などの歴史上の地震について研究報告が行われた歴史地震研究会(京丹後市峰山町・市峰山総合福祉センター)

 文献などに記録が残る「歴史時代」の地震や災害をテーマにした歴史地震研究会の第32回大会が21日、京都府京丹後市峰山町の市峰山総合福祉センターで始まり、16世紀に若狭湾を襲ったとされる津波などについて研究者が報告した。

 研究会は理系と文系の計305人が所属。今年は兵庫県豊岡市が震源の北但馬地震から90年、京丹後市網野町が震源の北丹後地震から88年の節目にあたり、同市で初めて開いた。

 福井大の山本博文教授は、1586年に若狭湾沿岸で大きな被害があったと記録に残る津波について報告。福井県高浜町での地層調査で、14~16世紀の地層に津波によるとみられる堆積が確認されたと述べた。沿岸の地形などから津波の高さは5メートル程度と推定されるという。

 東大地震研究所の西山昭仁特任研究員は歴史上の地震の震度について、文献に記された建物被害を基に建築年数や修繕歴も考慮して推測する手法を報告。近畿北部が震源と考えられている寛文近江・若狭地震(1662年)で、二条城と五条大橋での震度をそれぞれ6弱、6強と推定した。

 22日午後1時半から北但馬と北丹後地震をテーマにした公開セミナーがある。無料。

【 2015年09月22日 13時00分 】

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