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自らの力で認知症予防 クイズや体操で楽しく

住民主催で始めた認知症予防教室で体操をする参加者(守山市幸津川町・さづかわ交流センターにじいろ)
住民主催で始めた認知症予防教室で体操をする参加者(守山市幸津川町・さづかわ交流センターにじいろ)

 滋賀県守山市幸津川町の住民たちがこのほど、地元の集会場で認知症予防教室を始めた。2月初めまで開かれていた市主催の教室を引き継ぐ形で週1回、住民が考えたクイズや体操を行い「みんなで集まっておしゃべりするのが楽しい」と好評だ。市地域包括支援センターによると、住民が自主的に教室を開くのは市内では初という。

 市は介護認定を受けていない高齢者を対象に、社会参加や運動の有無などを尋ねる調査を2014年度まで実施した。同町を含む中洲学区は要介護状態になる可能性のある人の割合が32%と7学区で最も高く、市平均23%を大きく上回った。交通の便が悪く市中心部の教室に参加しにくいことや、サロン活動が活発でないことが影響しているという。

 市は同町をモデル地区に昨年12月から認知症予防教室を8回開催。終了にあたり、住民から「自分たちの力で続けていこう」との声が上がり、市の教室でも講師を務めた同町在住の健康運動指導士伊藤まさ美さん(61)が引き続き担当し、住民主催で次の週からスタートした。

 火曜日の午前10時から約1時間開き、女性を中心に60~90代の約30人が参加する。テレビドラマ「水戸黄門」の主題歌のメロディーで童謡のひなまつりの歌詞を歌ったり、複数の動きを同時に行う体操をしたりしている。1回100円と有料になったが、毎週参加している岩井フサエさん(89)は「いつまでも元気でいられるように」と張り切っている。

 市地域包括支援センターは「伊藤さんの存在があってできている面があり、ほかの町でも有資格者の人に地域に出てもらえるように声を掛けたい」としている。

【 2016年03月15日 11時30分 】

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