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京都の品を都内コンビニで 売り上げ好調、2カ所目開設

ファミリーマートが7月に開設した2カ所目となる京都府内産品の販売コーナー(東京都港区)
ファミリーマートが7月に開設した2カ所目となる京都府内産品の販売コーナー(東京都港区)

 京都府が首都圏からの観光誘客を目指し、東京都内のコンビニに設置している特産品の販売コーナーが静かな人気を呼んでいる。売り上げは当初目標の2・8倍に上り、7月には2カ所目を開設した。品ぞろえの充実も図り、独自のアンテナショップを持っていない府は「府全域をPRできる貴重な窓口」と売り上げ拡大に期待を寄せている。

 販売コーナー第1号は、府とファミリーマートが交わした地域活性化包括連携協定に基づき、同社が2015年5月に千代田区の東京駅近くに開設した。宇治茶入りのせっけんや丹波の地酒など約200種を販売するほか、観光情報のパンフレットを配布している。

 同社によると近くのオフィス街で働く女性客を中心に利用が増えており、特に生八ッ橋や抹茶味の菓子が人気という。昨年7月以降1年間の売り上げは1日平均1万6500円で、目標の1日6千円を大きく上回る状況が続いている。

 2カ所目に選んだ港区・汐留の店舗では、同じビル内のホテルに宿泊する外国人の来店も見込めるといい、お香や料亭でも使用されている米酢など取扱商品を約30種増やした。同社担当者は「府と協力することで単独では難しい老舗の商品も扱える」と話す。観光関連の書籍を紹介するコーナーを設け、天橋立(宮津市)やかやぶきの里(南丹市)などの映像も流す。

 都内では京都市が東京駅近くにアンテナショップを設置しているが、府域全体の物産を扱う拠点はない。府観光政策課は「東京五輪・パラリンピックに向け、世界中から東京に集まる観光客を府内に呼び込む働き掛けは重要だ。民間と連携し、府内産品の魅力や隠れた観光地を発信していきたい」としている。

【 2017年08月19日 08時26分 】

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