出版案内
福祉事業団

自分らしい働き方は興味・関心から 若手経営者語る

働き方ややりがいについての本を刊行した矢島さん(京都市下京区)
働き方ややりがいについての本を刊行した矢島さん(京都市下京区)

 伝統の手業を生かした製品を企画販売する会社「和(あ)える」を経営する矢島里佳さん(29)が、若手経営者の視点で経済や労働のあり方を考える「やりがいから考える自分らしい働き方」をこのほど出版した。矢島さんは「経済一辺倒ではない、生きやすい社会を考えるきっかけになればいい」と話している。

 矢島さんは慶応大在学中の2011年、日本の伝統的な文化や産業を後世に伝える目的で会社を設立した。全国の職人と共同開発した子ども向けの食器や衣料品を手掛けている。

 著書は3章構成。やりがいについての章では、現代社会を「お金と心の豊かさが比例しない時代」と表現。会社の利益や収入だけを求めるのではなく、自分の思いや他人との共有を重視し、やりがいを考えることが大切だと説く。

 やりたい仕事を見つけるために「興味の欠片(かけら)を拾い集める」方法を紹介。これまでの人生で興味や関心を抱いた経験を振り返ることで、将来の方向性が見えてくるはずとつづっている。

 矢島さんは「これまでの社会は経済成長のために受動的な人を育てるだけでよかった。そうしたことはロボットに任せればいい。機械にできない仕事を考えることが、人間らしい働き方を見いだすことにつながる」と指摘している。キノブックス刊。1300円(税別)。

【 2017年09月04日 17時00分 】

ニュース写真

  • 働き方ややりがいについての本を刊行した矢島さん(京都市下京区)
京都新聞デジタル版のご案内

    地域の政治・社会ニュース

    全国の政治・社会ニュース

      スポーツ

      サッカー、酒井高はフル出場
      ハンブルガーSV0―1で敗れる

      20171022000018

       【ハンブルク(ドイツ)共同】サッカーのドイツ1部リーグで酒井高徳と伊藤達哉のハンブルガ..... [ 記事へ ]

      経済

      ハロウィーン、幅広い年代に 京都で商戦活況

      20171021000136

       31日のハロウィーンに向け、京都の百貨店や商業施設で関連グッズの販売が本格化している。..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      神輿練り歩き、お祭りムード 京都・亀岡祭のおいで祭り

      20171021000086

       亀岡祭の本祭に向けて、京都府亀岡市上矢田町の鍬山神社からご神体を横町の御旅所・形原神社..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      「日本とフランスの懸け橋に」 京都、学校移転で式典

      20171021000074

       京都市上京区の元待賢小にあったフランス人学校「京都国際フランス学園」が下京区の元有隣小..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      口の中の細菌、腸難病の原因か
      予防や治療に期待

      20171020000004

       普段、口の中にいる細菌が腸の中で増えると、腸に慢性の炎症が起きる潰瘍性大腸炎やクローン..... [ 記事へ ]

      国際

      チェコ、富豪の中道右派が第1党
      不正疑惑で連立協議難航も

      20171022000020

       【プラハ共同】チェコ下院(定数200)選は21日、開票が終了、統計局によると現政権の連..... [ 記事へ ]