出版案内
福祉事業団

レスリング強化、メダリスト招く 滋賀、東京五輪向け

県レスリング協会が初めて企画した「SHIGA DREAM合宿」でスパーリングに臨む選手たち(栗東市小野・栗東高)
県レスリング協会が初めて企画した「SHIGA DREAM合宿」でスパーリングに臨む選手たち(栗東市小野・栗東高)

 2020年の東京五輪や24年に滋賀県で開催予定の国体を見据え、県レスリング協会が県内外の高校生選手約200人による合同合宿「SHIGA DREAM合宿」を今月2、3日に栗東市小野の栗東高で初めて実施した。北京五輪銀メダリストの湯元健一さんら五輪経験者4人を指導者に迎え、技術の底上げを目指した。

 合宿には栗東高や八幡工業高、日野高の選手約50人が参加した滋賀をはじめ、京都、奈良、香川など計9府県の高校生を中心に参加。普段練習することのない選手同士でスパーリングを繰り返し、技や構えを確認した。

 「自分に合う形を何度も練習して」「相手に取られないため、攻めるために構えを3分間キープするように」。バルセロナ五輪に出場した、元日本体育大監督の安達巧さん(51)が身ぶりを交えて助言すると、選手たちは熱心に耳を傾けた。

 3月の全国高校選抜大会で96キロ級5位の八幡工業高3年の山田涼介選手(18)は「どんな技が使えるか発見できた」、8月のインターハイで120キロ級5位の栗東高2年奥村総太選手(16)は「同じ階級の選手を倒すにはもっと低く構える必要があると分かった」と手応えを話す。

 安達さんは「これほどの講師が同時に集まることはめったにない。こうした合宿が全国のあちこちであればいいと思う」。

 県体協によると、レスリングは「国体でポイントの取れる滋賀の有力競技」。しかし、昨年の岩手国体では、少年の部で33年ぶりに入賞を逃し、県レスリング協会は危機感を抱く。田中秀人強化委員長(52)は「今の選手は高校から競技を始めた人ばかりで、小中学から始めた者が少ない。早期に意識を高めることも必要」と分析する。

 合宿には日野町や栗東市のレスリングクラブの小学生約25人も見学し、スパーリングも体験した。田中強化委員長は「選手たちには少しでも高みに登ってもらい、滋賀からメダリストを輩出したい」と話した。

【 2017年09月13日 10時22分 】

ニュース写真

  • 県レスリング協会が初めて企画した「SHIGA DREAM合宿」でスパーリングに臨む選手たち(栗東市小野・栗東高)
  • 選手たちに構えや攻め方を指導する安達さん(中央左)
京都新聞デジタル版のご案内

    地域の政治・社会ニュース

    全国の政治・社会ニュース

      スポーツ

      石井智也は大回転1回目35位
      アルペンスキー・18日

      20180218000046

       【平昌共同】アルペンスキーの男子大回転は1回目を終え、28歳で初出場の石井智也(ゴール..... [ 記事へ ]

      経済

      京野菜・ケーキ・漬物…アジアに売り込め 食品輸出拡大へ

      20180218000032

       農水産物や加工品などの食品輸出に取り組む小売り、卸売りの会社が、京都、滋賀で増えている..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      料理人と研究者、京料理の可能性を議論 京都でシンポ

      20180218000014

       「日本料理のテロワール」と題したシンポジウムが17日、京都市中京区のホテルで開かれ、料..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      15の春へ1万1千人超挑む 京都で公立高前期選抜

      20180216000075

       京都府内の公立高入試の前期選抜が16日始まり、中学3年生が第1志望への合格を目指して引..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      甲状腺がん支援の輪を広げて
      新宿の寺で演奏会、患者の手紙も

      20180217000073

       東京電力福島第1原発事故後に甲状腺がんと診断された子どもの療養費を支援するNPO法人「..... [ 記事へ ]

      国際

      軍ヘリ着陸失敗13人死亡
      メキシコ、地震被害視察

      20180217000081

       【ロサンゼルス共同】メキシコのメディアなどによると、同国南部オアハカ州で16日に発生し..... [ 記事へ ]