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自民・谷垣氏、政界引退へ 衆院京都5区、事故で療養中

自民党の谷垣禎一前幹事長
自民党の谷垣禎一前幹事長

 昨夏の自転車事故で負傷してリハビリを続けている自民党の谷垣禎一前幹事長(72)=衆院京都5区=が、10月に行われる見通しの衆院選に立候補しない意向を党関係者に伝えていたことが20日、分かった。

 党関係者によると、谷垣氏側から同日、電話で党幹部や党京都府連関係者らに連絡があったという。国連総会に出席している安倍晋三首相にも帰国後に意向を伝え、正式に表明するとみられる。

 後継の立候補予定者について党本部は26日までに報告するよう求めており、府連は選定を急ぐ。

 谷垣氏は党幹事長を務めていた昨年7月、東京都内で趣味のサイクリング中に転倒した。頸髄(けいずい)損傷で手術を受け、現在も都内のリハビリ施設に入院している。

 顧問を務める政策グループ「有隣会」の会合などでは、復帰に向けたメッセージをたびたび寄せていた。今年8月に面会した同会の逢沢一郎代表世話人は「表情も声もしっかりしていた」と復帰を期待していた。

 谷垣氏は1983年、父専一氏の死去に伴う衆院旧京都2区補選で初当選し、現在12期目。財務相や法相などを歴任し、自民党が野党だった2009~12年に総裁を務めた。

 党重鎮としてともに国政を支えてきた伊吹文明元衆院議長(京都1区)は「京都の議員として33年間一緒にやってきた。自民の政権復帰への道を開いた最大の功績者だ」とたたえ、「2人が一緒に辞めるわけにはいかないと話していたのに、先を越されて困ったというのが本音だ」とさみしさをのぞかせた。

 自民党府連会長の二之湯智参院議員は「誰からも人格者として尊敬されていただけに残念だ。政治家としての活動を全うできないことを無責任だと考え決断したのだろう」と気遣った。後継の人選について「最終的に決断されれば、早急に候補者を決めないといけない」と話した。

【 2017年09月20日 23時24分 】

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