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「殺した」「イメージない」被告の供述変遷 京都・青酸連続死

 京都府向日市などの高齢男性4人に青酸化合物を服用させたとされる連続事件で、殺人罪などに問われた筧千佐子被告(70)の裁判員裁判の第32回公判が26日、京都地裁(中川綾子裁判長)であった。2013年に亡くなった内縁関係の日置稔さん=当時(75)、兵庫県伊丹市=に対する被告人質問で、「逮捕されているから殺したと思う」と殺害を認める一方、「殺したイメージが湧かない」と否定するなど被告の供述が変遷した。

 被告人質問は起訴された4事件ごとにあり、最後となった。被告は全事件で殺害や関与を認めたが、直後に否定するなど不安定な供述が目立った。弁護側は「認知症の影響で責任能力と訴訟能力がない」と全事件で無罪を主張している。

 被告は殺害を認めたが「殺してもメリットがない」「殺すほどのうらみもない」などと否定もした。遺産の取得については「(殺害理由には)遺産もある」「一銭も手にしていない」などと揺れ動いた。裁判長が公正証書や遺産取得の一覧表などを示し、被告に記憶を問う場面もあった。

 裁判員の質問には、4事件で殺した認識があるのは夫の筧勇夫さん=当時(75)、向日市=だけ、と被告は答えた。その上で、「遺族にどう償うか」と問われると、「私が死ぬ以外どうして償えますか。申し訳ないという気持ちはある。今すぐにでも死刑にしてください」と述べた。

【 2017年09月26日 22時50分 】

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