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東京五輪式典演出は日本人監督で
組織委の森喜朗会長、見解示す

 インタビューに答える2020年東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長
 インタビューに答える2020年東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が五輪開幕まで千日を前にインタビューに応じ、目玉となる開閉会式の演出を手掛ける総合監督は日本人とする見解を示し、来年3月までに決める考えを明らかにした。1964年五輪の聖火台を「大事なレガシー(遺産)」として19年に完成する新国立競技場に残したいとの意向も強調した。

 ―開閉会式の方向性がまとまった。

 「五輪とパラリンピックの開閉会式を合わせ、われわれは4部作で考えている。起承転結で物語性を持たせる構成だ。総合監督は音楽や舞台芸術などあらゆる分野をまとめ上げていく人。音楽で言えば総指揮者であって、大きな仕事になる」

 ―個人的な思いは。

 「金をかけなくても華やかにできる。過去の五輪を見ると、その国の歴史を振り返る流れが同じような気がする。五輪と平和のテーマ、戦後復興の日本の姿を表現できないか。全国のお祭りは世界の人が見に来る。僕の私案で個人的な夢だが、東北のねぶた祭から徳島の阿波おどりまで集合し、選手やスタンドも一緒になって踊ればいい」

 ―47都道府県を巡る聖火リレーは関心が高い。

 「これこそ五輪の開会式以上に全国の人たちが参加できる最大のイベント。復興五輪の原点として福島、宮城、岩手の東北は念入りに回りたい。震災があった熊本や神戸、大火の新潟県糸魚川なども区別はできない」

 ―埼玉県川口市の鋳物工場でつくられた旧国立競技場の聖火台は、復興の象徴として宮城県石巻市に貸し出されている。

 「もともと聖火台は被災地から川口に移して化粧直しし、新国立に運ぶ約束をしている。設置場所の結論は出ていないが、新国立のどこかに置かれることを願っている」

【 2017年10月30日 13時56分 】

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