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「ラオスに絵本届けたい」 支援NPO、はがきなど募る

学校内に整備された図書室で、絵本を読む子どもたち(カムワン県クンカム郡プーマックネン小学校)=ラオスのこども提供
学校内に整備された図書室で、絵本を読む子どもたち(カムワン県クンカム郡プーマックネン小学校)=ラオスのこども提供

 ラオスの教育支援に取り組む認定NPO法人「ラオスのこども」(東京都)が、ラオスの子どもたちに絵本を届ける活動資金を集めるため、使い残した52円はがきや切手、書き損じはがきの寄付を募っている。現地では書店が少なく本に親しむ環境が限られているといい、「教科書以外の本を読まずに育つ子どもも多く、是非、協力してほしい」としている。

 はがきや切手の料金が6月から10円値上がりし、52円はがき・切手が使われずに自宅に眠っているケースが多いことから、企画した。寄付されたはがきは郵便局で1枚5円の手数料や10円の差額分を払って62円切手に交換し、日本から絵本を送る郵送費や、現地で本を購入する支援金などに充てる。

 同法人は1982年、ラオスから日本に留学していたチャンタソン・インタヴォンさんが設立。日本の絵本を送る活動からスタートし、その後、現地でラオス人作家による絵本や紙芝居など216種類、約90万冊を出版した。これまでにラオス国内の小中高の3分の1にあたる2732校に図書を配布し、310校には図書室を開設。地域の集会施設に文庫を設ける活動にも取り組んでいる。

 ラオスと京都市は、市動物園にゾウ4頭が同国政府から寄贈されたことをきっかけに関係が深まっており、担当者は「京都市民にもラオスの子どもたちの教育環境に関心を持ってもらいたい」としている。同法人では、日本の絵本に翻訳シートを貼り現地に送る事業もしており、活動への参加者も募集している。問い合わせはラオスのこども03(3755)1603。

【 2017年11月20日 12時30分 】

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