京 都 新 聞 2010年(平成22年) 1月 22日 金曜日

 守備陣 手厚く補強 サンガ新体制発表 上位進出へ 攻撃連係が鍵

新体制の発表会見に臨む新加入選手ら(京都市下京区のホテル)

 サッカーJリーグ1部(J1)復帰3年目を迎えた京都サンガFCは21日、京都市下京区のホテルで記者会見を開き、飛躍を目指す2010年シーズンの陣容を明らかにした。

 今オフは、守備的な選手を中心に8人補強した。他クラブへ移籍した佐藤や李正秀ら主力の穴を経験豊富な日本人選手と外国人選手で埋め、前線で仕事ができる選手も獲得した。

 水本とセンターバック(CB)を組むのは韓国代表DF郭泰輝(カクテヒ)で、「守備の統率には自信がある」と頼もしい。速さとパスワークに優れるチエゴは、サイドバックやボランチで攻撃の起点としても期待できそうだ。増嶋や染谷も含め、けがの中谷が復帰すれば層の厚さは一段と増す。中盤の底を任されそうな片岡も経験は豊富で、守備に関して心配は少なそうだ。

 一方、昨季リーグワースト3位の35得点に終わった攻撃力のアップは上位進出に不可欠だ。新チームが始動した18日、加藤監督は「リスクを負ってでも攻撃に人数をかけたい」と意気込んだ。

 指揮官が「得点に絡む場面での仕事に期待している」と話す鈴木は左サイドで起用。MF登録ながらドゥトラにはストライカーとしての能力も高く評価している。開幕までの1カ月半で柳沢やディエゴらとの連係がどこまで深まるかがポイントだ。  昨夏にトップ登録したサンガU−18の伊藤と山田にも背番号を与え、育成を一層強化する方針もうかがえる。

■新加入選手一言

 ドゥトラ「1.5列目からの速さ、FWとのワン・ツーが持ち味。日本人FWとの関係を深めて得点を増やしたい」

 チエゴ「サンガの一員になれたことをうれしく思う。タイトルをとることでサポーターに喜びを与えたい」

 郭泰輝「守備のリーダーシップには自信を持っている。サンガの掲げる目標を達成できるよう最善を尽くす」

 鈴木「自分を支えている強い気持ちをピッチでも発揮したい。サンガの選手のきずながどれだけ強いかを見せつけたい」

 片岡「サンガでプレーできることをうれしく思う。自分は守備が得意で、単純な一対一なら負ける気がしない」

 児玉「1年目だが遠慮せず、はつらつとプレーしたい。開幕で先発出場できるように頑張る」

 福村「サイドバックからタイミング良く攻撃参加したい。これまで自分を支えてくれた人のために頑張りたい」

line

[INDEX]