京 都 新 聞 2010年(平成22年) 1月 23日 土曜日

 サンガ渡辺 復活へ上々 主将候補「チーム引っ張る」

ミニゲームで軽快な動きを見せ、順調な回復ぶりをアピールする渡辺(サンガ東城陽グラウンド)

 サッカーJリーグ1部(J1)京都サンガFCの渡辺大剛が、左足のけがから順調な回復を見せている。18日に新チームが始動すると、初日から全体練習に合流。ミニゲームでは持ち味のドリブル突破や正確なパスで存在感を示している。

 渡辺は、2008年にプロ入り初となるリーグ戦全試合にフル出場し、昨季も開幕から全試合で先発出場を続けていた。だが、8月7日の練習中に左アキレスけんを断裂し、シーズンの半分近くを棒に振った。

 03年に長崎の国見高からサンガ入りし、DFから中盤のサイドまでさまざまなポジションをこなす。ドリブルの突破力や正確なクロスに加え、豊富な運動量で攻守に献身的なプレーを発揮し、今やサンガに欠かせない存在だ。  戦線離脱後のシーズン終盤には7試合連続で白星から遠ざかり、チームにとっても渡辺のけがは大きな痛手だった。

 リハビリを経てオフにはボールを使った練習を始め、新チーム始動後はミニゲームもこなしている。「まだガツガツ当たられるときつい」というが、ボール保持者へ鋭いプレスをかける場面もしばしば。3月7日の開幕戦に照準を合わせて調整を続けている。

 今季はプロ入り8年目を迎え、主将候補にも挙がる。加藤監督は「主将にはサンガへの愛着を持ち、チームをまとめる力がある中堅選手を考えている」と話す。この条件にぴたりと合う渡辺は「チームを引っ張るということを強く意識したい」と、巻き返しのシーズンへ表情を引き締める。

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