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山岳コース「観光に可能性」 滋賀知事体験、高島に一時居住

滋賀・福井県境沿いの「高島トレイル」と鯖街道の合流点でNPO法人「高島トレイルクラブ」のメンバーらから説明を聞く三日月知事(左から2人目)=高島市朽木
滋賀・福井県境沿いの「高島トレイル」と鯖街道の合流点でNPO法人「高島トレイルクラブ」のメンバーらから説明を聞く三日月知事(左から2人目)=高島市朽木

 人口減少が進む山間地の課題と魅力を体感するため、滋賀県の三日月大造知事が18日から6日間、高島市朽木の民家に一時居住した。23日に全日程を終えた三日月知事は「水源地を守る大切さと難しさをあらためて実感した。観光振興では隣接する福井県との連携も深めたい」と述べた。

 18日には、中止になった県営北川ダムの2地区住民と対話した。麻生区では三日月知事が「事業に翻弄(ほんろう)させてしまい、心労をかけたことを深くおわびする」と述べ、同区ダム対策会委員長の安福長勲さん(78)は「予測できない水害が起こるかもしれない。ダム事業再開も一考を」と求めた。22日には針畑川中流沿いで間伐を体験し、林業関係者と意見交換。代々、林業を営む栗本慶一さん(67)らが後を絶たない獣害への対策を要望し、過疎化で林地の境界画定が遅れている現状を訴えた。

 最終日の23日は、高島市マキノ町の愛発越(あちらごえ)から同市朽木桑原の三国岳まで滋賀・福井県境沿いに設定されている山岳コース「高島トレイル」約80キロのうち、朽木エリアの一部約3キロを歩いた。若狭湾が見通せたり、途中で鯖街道と交差したりと、変化に富んだコースに三日月知事は「観光活性化に可能性を秘めたコース。福井県とともに鯖街道の活性化に取り組みたい」と話していた。

【 2016年07月23日 22時44分 】

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