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滋賀・姉川支流で小水力発電 再生エネ買い取り制度後、県内初

稼働が始まった小水力発電の施設。上流の取水口から流れてきた水が水圧管を通って水車(手前)を回す=米原市上板並
稼働が始まった小水力発電の施設。上流の取水口から流れてきた水が水圧管を通って水車(手前)を回す=米原市上板並

 滋賀県米原市の山間部を流れる姉川支流の足俣川で、小水力発電所の稼働が始まった。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)が始まった2012年以降、滋賀県内の河川で小水力発電所が導入されるのは初めてとなる。

 火力や原子力の発電所建設、修理を手がけている建設会社のクリハラント(大阪市)が昨年7月に着工し、今年8月に完成した。出力は194キロワットで、全量を売電する。発電機の上流約980メートルから取水して水圧管を通し、約93メートルの落差を生かして水車を回す。事業期間はFITで定める20年間となっている。

 このほど現地で開所式があった。同社の嶋田雅景社長は取材に対して、「豊かな水資源を活用する可能性を今後も関西で探っていきたい」と述べた。

 県内では主に明治から昭和初期にかけて運転を始めた関西電力の水力発電所が13カ所あり、出力800~5400キロワットの規模がある。FIT導入後、県内の小水力発電の稼働は農業用水路などに限られていたが、今回は河川法の許可を必要としない上流部での新設となった。

【 2016年09月05日 23時23分 】

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