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路上駐車や路上撮影にヤキモキ 滋賀・高島のメタセコイア並木

知名度が急上昇するメタセコイア並木。路上の記念撮影は危険も(高島市マキノ町)
知名度が急上昇するメタセコイア並木。路上の記念撮影は危険も(高島市マキノ町)

 四季を通じて楽しめる滋賀県高島市マキノ町のメタセコイア並木。テレビCMやドラマ、雑誌などで度々取り上げられ、全国的に知名度が急上昇する一方で、秋の観光シーズンを前に、路上駐車や路上撮影する観光客が後が絶たず、地元はヤキモキしている。観光の柱としてPRには努めたいが、「最低限のマナーは守ってほしい」と呼びかける。

■人気が出るのはいいけれど、渋滞や事故の恐れ

 「マキノ高原のメタセコイア並木」は、1981年にマキノ町果樹生産組合が約500本の苗木を県道沿いに植え、地元の保存会が大切に手入れしてきた。苗木は35年を経て樹高25メートルを超え、全長2・4キロの並木道として整備。観光名所の一つになった。

 景観の美しさからこれまでも人気スポットだったが、大手引っ越し会社のテレビCMを機に、さらに話題を集めた。SNS(会員制交流サイト)を通じ、予想を超えた人たちが訪れるようになった。昨秋の紅葉期はツーリングやドライブで殺到し、路上に駐車して並木を背景に撮影する人が続出。並木道の周辺で渋滞が起こり、地元住民は遠回りして車を走らせたという。

 並木道は生活道であり、長い直線道なので車のスピードが出やすく極めて危険だ。地元住民から「昨年の経験があるだけに紅葉と聞くと、憂鬱(ゆううつ)な気分になる」「撮影で路上に飛び出す人も。事故につながる」との声もある。

 近くには農業公園マキノピックランドがあり、無料駐車場(160台)を完備。看板で誘導に努めるが、イタチごっこが続く。マキノ町果樹生産組合の高木正事務局長は「景観を損なうので、看板の注意呼び掛けにも限界がある。公園の駐車場を利用して、ゆっくりと秋の散策を楽しんでください」と話す。

【 2016年10月11日 23時10分 】

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