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滋賀でドラゴンボート熱 全国大会出場チームも急増

県内で競技者が増えているドラゴンボート。2021年の関西ワールドマスターズゲームズでも滋賀が会場候補となっている(大津市雄琴5丁目・オーパル沖の琵琶湖)
県内で競技者が増えているドラゴンボート。2021年の関西ワールドマスターズゲームズでも滋賀が会場候補となっている(大津市雄琴5丁目・オーパル沖の琵琶湖)

 滋賀県内でドラゴンボートに取り組む人が増えている。素人でも簡単に挑戦できるうえチームワークが勝敗を分ける奥の深いスポーツで、裾野が広がり全国大会出場チームも急増。2021年の「関西ワールドマスターズゲームズ」ではドラゴンボート会場に滋賀が立候補していることもあり、関係者らはさらなる競技熱の高まりに期待している。

 県内で競技者が増えたきっかけは、2001年、大津市雄琴5丁目のレジャー施設「オーパル」が、県内を拠点とする琵琶湖ドラゴンボートクラブの要望を受け、10艇を貸し出す練習体制を整えたことにある。

 ボートは一般的な22人乗りで16メートルの長さがあり、保管場所の確保が課題だった。ボートを持っていなくても練習できる関西唯一の場所ができたことで、県内にさまざまなチームが生まれたという。

 例えば2004年には大津市の新興住宅地・池の里地域の住民らが「せっかく近くに琵琶湖があるのだから」と「池の里レイカーズ!」を結成。メンバーは夏まつりや清掃活動にも積極的に参加し、地域の連帯感も高まったという。キャプテン古口謙二さん(47)は「気持ちを一つにしないと勝てないし、どうすれば速くなるか研究するのも楽しみ」と魅力を語る。

 このほか、全国優勝を目指す「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」や、女性友達のつながりで結成された「スピリッツクラブ」など多彩なチームがある。15年前には県内チームがゼロだった全日本選手権に、今では10チームが出場する。

 13年からは、びわこ競艇場(大津市茶が崎1丁目)で、10人こぎの「スモールドラゴンボート」の全日本選手権大会も始まり、今年も23日に大会がある。

 誘致している関西ワールドマスターズゲームズは、26日に正式決定される。30代以上なら誰もが出場できるのが特徴で、県ドラゴンボート協会事務局長も務めるオーパル社長の山脇秀錬さん(54)は「滋賀に決まれば県内の競技者の大きな目標となる上、『琵琶湖のドラゴンボート』が世界中から注目される」と期待を高めている。

【 2016年10月21日 22時31分 】

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