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湖沼の課題「交流通じ解決を」 バリの国際会議、滋賀の児童ら

直面している環境保護の課題の違いなどについて学ぶゲームを通して交流する京滋の小学生と現地の児童たち(インドネシア・バリ島 国立ペグヤンアン第1小)
直面している環境保護の課題の違いなどについて学ぶゲームを通して交流する京滋の小学生と現地の児童たち(インドネシア・バリ島 国立ペグヤンアン第1小)

 世界の湖沼が直面している課題の解決に向け、研究者や行政関係者、市民団体メンバーらが意見交換する「第16回世界湖沼会議」が7日、インドネシアのバリ島で開幕した。8日の開会式に先立ち、京滋から参加している小学生が現地の小学校を訪問し、環境保護に向けたそれぞれの活動を紹介した。

 滋賀県の「ラムサールびわっこ大使」として活動する6人と、国際湖沼環境委員会(ILEC、草津市)の子ども交流事業に応募した亀岡市の3人、京都市の1人の小学生計10人。5日に現地入りし、地元の大学訪問や農村での生き物調査などを通してバリ島の環境保護活動を学んでいる。この日は国立ペグヤンアン第1小を訪れた。

 同小の児童から、バリ島で課題になっているごみの分別やリサイクルについての発表を聞いた後、びわっこ大使が水田を琵琶湖の魚の産卵や成長の場にする「魚のゆりかご水田プロジェクト」や滋賀の郷土食ふなずしなどを紹介。亀岡市の「川と海つながり共創プロジェクト」のメンバーは、海岸に漂着するごみの種類を調べた成果などを発表し、京都市の「鴨川探検隊」は鴨川に住む生き物の様子などを解説した。日本とバリ島の環境に対する考え方や課題の違いを学ぶゲームも楽しんだ。

 びわっこ大使の岩根小6年望月結菜さん(11)=湖南市=は「課題は違っても、今回のような交流を通していっしょに解決していくことが大事だと思った」、共創プロジェクトの千代川小6年願野颯輝君(12)=亀岡市=も「ぼくたちもバリの子もごみをなくしたいという気持ちは同じだった」と話していた。

 世界湖沼会議は8日に本体会議の開会式が行われ、10日に議論の成果を「バリ宣言」として採択する予定。

【 2016年11月07日 22時30分 】

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