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喫煙で動脈硬化のリスク高まる 滋賀医大が疫学調査

 喫煙習慣が全身の血管で動脈硬化を進めることを示す調査データを、滋賀医科大アジア疫学研究センターの三浦克之センター長(公衆衛生学)らのグループが、米国心臓学会の学会誌に発表した。四つの部位の動脈データを取って動脈硬化のリスクを細かく示したのは国内で初めてという。

 2006~08年にかけて草津市の40~79歳の男性1019人を調査。冠動脈と頸(けい)動脈、大動脈、脚の末梢(まっしょう)血管の動脈を画像診断や超音波検査などで調べ、喫煙習慣の有無や禁煙期間との関連性を探った。

 分析では、現在喫煙している人は、喫煙経験のない非喫煙者に比べて4カ所すべてで動脈硬化が進行する危険性が高かった。部位別のリスクでは末梢血管が5・2倍と最も高く、大動脈が4・3倍、頸動脈が1・9倍、冠動脈は1・8倍と続いた。

 生涯喫煙量の多い喫煙者ほど動脈硬化のリスクが高く、早期にやめた禁煙者ほど低くなる傾向も分かった。三浦センター長は「動脈硬化による心臓病や脳卒中を防ぐため喫煙者はできるだけ早く禁煙して進行を予防することが大事」と話している。

【 2016年12月14日 23時10分 】

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