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飛び込みプールどうする? 24年滋賀国体、費用巡り慎重意見

閉鎖予定の飛び込みプール。再整備を巡り、県議会では慎重意見が出ている(彦根市・県立彦根総合運動場)
閉鎖予定の飛び込みプール。再整備を巡り、県議会では慎重意見が出ている(彦根市・県立彦根総合運動場)

 2024年の滋賀国体に向け、滋賀県が整備を検討する水泳の飛び込み用プールを巡り、県議会から整備に慎重な意見が出ている。併せて整備が必要な50メートル、25メートルのプールと合わせて55億~115億円と多額の費用が見込まれるためで、多くの県議から県外開催を支持する声が続出。国体ではほかにも施設の確保が求められる競技が控えており、財政負担の軽減と競技力の向上のはざまで難しい選択が迫られそうだ。

 滋賀県には、彦根市の県立彦根総合運動場に1981年の国体で使用した飛び込み用プールがある。24年国体で一帯が主会場として再整備されるため、隣接する50メートル、25メートルの両プールとともに閉鎖される。

 そのため、県は彦根総合運動場と同じ50メートル、25メートル、飛び込み用の三つのプールを備えた新施設を計画。三つとも屋内施設にした場合115億円かかると試算し、飛び込みプールのみを屋外にした場合でも55億円が必要と見込んでいる。

 一方、県立体育館の建設や彦根市の主会場整備など大事業が控える中、県議会では自民党県議から「利用頻度が少なく、費用対効果に見合うのか」「県内にこだわる必要もないのではないか」と県外開催の提案が相次いだ。他会派の県議も「他県と比べても滋賀県の事業費は異常に大きい。必要最小限にとどめるべき」「大阪の施設を使う議論はなかったのか」と疑問の声が出された。

 彦根市の飛び込みプールは今夏、中高生の部活動や大会を中心に延べ約2千人が利用した。県は「多い少ないの議論もあるが、基本的には一体的に整備する考え」(スポーツ課)とし、飛び込みプールも建設する方針だ。

 滋賀国体では、ほかにもライフル射撃やクレー射撃、弓道や山岳競技などで、仮設も含めた施設整備が必要になると見込まれている。

【 2017年01月19日 17時00分 】

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