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がんと闘う2人、滋賀の情景を詞と曲に 27日に初演奏会

演奏会の打ち合わせをする(右から)南さんと呉竹さん、今江さん=近江八幡市浅小井町
演奏会の打ち合わせをする(右から)南さんと呉竹さん、今江さん=近江八幡市浅小井町

 がんと闘う県内の作詞家と作曲家が手がけた歌「ふるさとの四季」の初めての演奏会が27日、近江八幡市土田町の市立総合医療センターで開かれる。湖国の豊かな風土を童謡調で表現しており、2人は「子どもたちに歌い継いでもらいたい」と願う。

 同市浅小井町の作詞家南英市さん(80)が麦踏みやひな飾り、軒つばめ、大根洗いなど四季の情景を12カ月に分けて七五調でつづり、大津市国分2丁目の音楽療法士呉竹英一さん(76)が口ずさみやすいように音域を1オクターブ以内に抑えてそれぞれ作曲した。

 「菱(ひし)餅供えて雪洞(ぼんぼり)に 灯(あか)り点(とも)した段かざり ずらり並んだひいな様 じっと眺めて妹と 二人で語る雛の夜」といった歌詞をピアノの軽快なメロディーにのせ、一番当たり30~40秒にまとめている。

 歌手今江充子さん(37)=近江八幡市孫平治町=を交えた打ち合わせが21日にあり、今江さんが歌声を披露した。40度の発熱が下がり、今月中旬に退院した南さんは「これで私の原風景を残せる」とうなずいた。昨年の4回の入退院を経て演奏会後に再入院する呉竹さんは「当日が楽しみ。多くの人に聞いてもらいたい」、今江さんは「2人の気持ちを受け止めて責任感をもって歌います」と話す。

 演奏会は午後4時から1階ロビーで。12曲に加え、太鼓を使った浪花節の新曲「夢幻安土城」なども発表する。入場無料。

【 2017年01月26日 12時31分 】

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