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琵琶湖“深呼吸”、全層循環を確認 過去10年で2番目の早さ

 滋賀県は31日、琵琶湖の表層と湖底の水が混ざり合う「全層循環」を1月26日に確認したと発表した。酸素が深い湖底まで供給される重要な現象で、「琵琶湖の深呼吸」とも呼ばれる。過去10年で2番目に早い確認となった。

 琵琶湖北湖では、例年春から秋にかけて湖底の溶存酸素濃度は低下していく。全層循環は、酸素を多く含んだ表層の水が冬の寒さで冷やされて底へ沈み込み、湖底付近の酸素濃度が表層とほぼ同じになることをいう。湖底付近に暮らす生き物にとって欠かせない現象とされる。

 県は1979年から高島市今津浜沖の水深90メートルの地点で溶存酸素の調査を行っている。26日にはそれまでの1リットル当たり3~4ミリグラムだった酸素濃度が10・1ミリグラムまで上昇したという。

 全層循環は例年1月から3月に発生し、2007年以降で1月に発生したのは11年(24日)と13年(29日)の2回だけだった。県は、昨年から水温が高く湖水が混ざりやすい状況だったことに加え、今冬の雪や低気温の影響で全循環が早まったとみている。

 県は「早い時期の全循環は、それだけ長く湖底に酸素が供給されるので望ましいことだ」としている。

【 2017年01月31日 23時01分 】

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