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小型発信機で徘徊見守りへ  高齢者など専用靴を配布

小型発信機と専用靴。靴の面ファスナーが袋状で、発信機を差し込むことができる。後ろは専用受信機(湖南市夏見・市保健センター)
小型発信機と専用靴。靴の面ファスナーが袋状で、発信機を差し込むことができる。後ろは専用受信機(湖南市夏見・市保健センター)

 滋賀県湖南市は1日、靴に装着できる小型発信機を使った高齢者や認知症患者の徘徊(はいかい)見守り活動を始めると発表した。従来のGPS発信機は外出時に身につけてもらいにくい欠点があり、市は対象者に専用靴と小型発信機を無料配布し、3月末までに市内130カ所に専用受信機を設置する。

 警備会社のシステムを活用した国土交通省のモデル事業。2018年度までの3年間で、全国10市町が取り組む。

 専用靴は甲の部分の面ファスナーが袋状になっており、袋状の部分に発信機を差し込んで違和感なく装着できる。予備を含む発信機2個と靴1足をセットに100人分を用意する。

 高齢者が徘徊する可能性が高い道路沿いなどに専用受信機を配置し、近くを通ると位置情報や通過時刻が記録される。記録はインターネットで送信され、家族や警備会社、市などが閲覧できる仕組み。各地域の一般家庭や事業所に受信機の設置を依頼する。専用アプリを取り込んだスマートフォンでも同様に記録でき、広報誌などで市民に取り込みを呼び掛ける。

 市高齢福祉課によると、市内で徘徊の可能性のある高齢者や認知症患者は約50人を把握しているが、従来のGPS端末(有料)の利用者は3人のみ。同課は使いやすい今回のシステムの普及を図り、対象者や家族の安心安全を高めたいとしている。

【 2017年02月02日 09時21分 】

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