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国立環境研、大津に分室開室 琵琶湖で生態系保全を研究

国立環境研究所琵琶湖分室の設置に合わせ、新たに導入した湖底付近の溶存酸素濃度測定装置も披露された(3日午後4時、大津市柳が崎・滋賀県琵琶湖環境科学研究センター)
国立環境研究所琵琶湖分室の設置に合わせ、新たに導入した湖底付近の溶存酸素濃度測定装置も披露された(3日午後4時、大津市柳が崎・滋賀県琵琶湖環境科学研究センター)

 国立環境研究所(国環研、茨城県つくば市)の琵琶湖分室が大津市柳が崎の滋賀県琵琶湖環境科学研究センター内に設置され、3日、現地で開所式があった。政府機関の地方移転の一環。日本最大の琵琶湖をフィールドに、同研究所と県の職員が共同で湖沼の水質改善や水辺の生態系保全に向けた研究を進める。

 琵琶湖分室には国環研の研究者10人程度が常駐。県の研究員と連携し、湖沼の水質や湖底環境の分析、琵琶湖在来種など淡水生物の回復に向けた調査研究を進める。県センター2階に分室の執務室、4階に分室専用の実験室を設け、県センター内の実験器具や解析機器も活用しながら研究を進める。

 琵琶湖分室は、湖沼環境研究の推進を目指す県が、政府機関の地方移転方針に合わせて誘致していた。開所式で県センターの内藤正明センター長は「長年の悲願が実った。日本一の琵琶湖でともに良い研究を進めたい」と話した。国環研地域環境研究センター長(つくば市)から赴任した今井章雄琵琶湖分室長も「滋賀の研究機関や大学などとも積極的に連携協力を進め、世界と競争し、勝てる研究成果を発信したい」と抱負を述べた。

【 2017年04月03日 23時00分 】

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