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外来ナマズ、琵琶湖で急増 北米原産、大繁殖を警戒

滋賀県内で捕獲されたチャネルキャットフィッシュ(県水産試験場提供)
滋賀県内で捕獲されたチャネルキャットフィッシュ(県水産試験場提供)

 北米原産の外来ナマズ「チャネルキャットフィッシュ」の捕獲が琵琶湖で急増している。過去16年間で計19匹捕獲されていたが、本年度は4カ月間だけで9匹が見つかった。瀬田川下流では繁殖が始まっているとみられる中、琵琶湖でも大繁殖する懸念があり、滋賀県が警戒を強めている。

 県水産試験場によると、琵琶湖のチャネルキャットフィッシュは2001年度に初確認され、近年は14年度に7匹、15年度に2匹、16年度に5匹が捕獲されていたという。本年度は4日現在で9匹に上っている。

 一方、瀬田川洗堰(大津市)の下流では、小型の個体が見つかるなどすでに繁殖が始まっているとみられ、08年度の初確認以来112匹を捕獲。本年度も16匹が見つかっているという。

 同試験場は、洗堰を越えて琵琶湖へ移動することは難しいとみており、「琵琶湖で繁殖しているかはまだ分からない」としている。

 県は、チャネルキャットフィッシュの効果的な駆除法を探るために発信器を付けた生態調査などを進める一方、15年度から漁業者に補助金を支給する外来魚の対象に追加。「今後の捕獲状況によって、さらに対応を検討していく必要があるかもしれない」(県水産課)と注視している。

 チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)は最大で1メートル超まで育つ。雑食性でエビや小魚を捕食するほか、ヒレの鋭いとげで漁業者がけがをする被害などが各地で問題になっている。ブラックバス同様に輸入や飼育、放流を禁止する特定外来生物に指定されている。

【 2017年08月04日 22時50分 】

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