JR草津線を忍者線、甲南駅は忍者駅に 滋賀・甲賀市長検討
滋賀県甲賀市の岩永裕貴市長は1日の市議会定例会で、JR草津線に「忍者線」、JR甲南駅に「忍者駅」の通称名をつけることを求めた議員の質問に「周辺自治体やJR西日本と協議しながら進めていく必要がある。ぜひ検討していきたい」と前向きに取り組む考えを示した。
同市は「忍びの里」として本年度の日本遺産に認定された。この日の一般質問で議員が、忍者観光の促進策として草津線に忍者線、2019年春に新駅舎が完成する甲南駅に忍者駅という通称名を、東京五輪がある20年の春までに付けることを提案。岩永市長は「通称名なら比較的ハードルが低い」としたが、実施時期は示さなかった。
また資料などを展示し甲賀忍者の実態を知ってもらう発信施設が市内になく、整備が必要だという質問に対して、中島昭彦産業経済部長は「早急に整備する必要がある」と答え、レストラン施設を含む道の駅なども視野に、年度内に施設の概要や場所、建設時期について方針を示すとした。
【 2017年09月01日 23時29分 】