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「水辺の保全を」、自然の在り方考える 滋賀・草津でシンポ

国内外で行われている湖沼や水辺の保全活動について語る登壇者たち(草津市下物町・琵琶湖博物館)
国内外で行われている湖沼や水辺の保全活動について語る登壇者たち(草津市下物町・琵琶湖博物館)

 国内外の湖沼や水辺で行われている保全活動を学ぶシンポジウムが27日、滋賀県草津市下物町の琵琶湖博物館で開かれた。1986年に設立された国際湖沼環境委員会(ILEC、草津市)の30周年記念事業の一環で、参加者約130人は持続可能な自然環境の在り方について理解を深めた。

 事例報告では、野洲市を流れる家棟川で琵琶湖の固有種ビワマスの産卵環境を再生させる活動や、フィリピン・パンディン湖で地元の女性たちがいかだ漁師として活躍し、観光事業を担っている例など6事例が発表された。

 パネル討論では事例報告者らが登壇。守山市でゲンジボタルの再生などに取り組むNPO法人「びわこ豊穣(ほうじょう)の郷」の古川道夫さんが「大量のホタルを飼育すると文献通りにいかず、自分が突破するんだという気持ちになる」と活動の原動力を語った。

 マレーシアでホタルの保全を進めるマラヤ大学のジーダ・F・モハマド教授は「私のめいは川の色が茶色と思っている」と例を挙げ、「透明な川を取り戻すためには、地域社会を巻き込んだ長期的な視点が大切」と述べた。インド・チリカ湖で漁業再生に取り組むILEC科学委員のアジット・パットナイクさんは「科学者の知識と伝統的な知恵を合わせる必要がある」と話した。

【 2018年01月28日 13時02分 】

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