一日一書
魅(ひ)かれる漢字がある。「ホウ」の音、「もえる」の訓、芽生えの意の「萌」もその一つ。
少々見にくいが、後漢の張遷碑(ちょうせんひ)(186年)の方形隷書体「萌」。
明
と●は同じで「■」と刻られている。いざ書くとなると生え揃(そろ)う新芽の像に繋がるのだろうか、
月
を2つ並べた「▲」と書きたくなる。庭の春蘭の花芽が頭をもたげてきた。
(解説 石川九楊)
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