一日一書
3月3日、雛(ひな)祭。男女の内裏雛、3人官女、5人囃子…の段飾り。桃花、白酒、菱餅(ひしもち)、雛霰、蛤吸物など日本の女祭のしつらいにややそぐわぬ姿はお許し願いたいが、北魏・牛●(ぎゅうけつ)造像記(495年)の「段」。石への鋭い切り込み。起筆は圭角。
雛飾りつつふと命惜しきかな−と詠んだ虚子の二女星野立子は雛祭の日に亡くなった。
(解説 石川九楊)
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