一日一書
一昨年までは庭の白梅に鶯(うぐいす)、昨年は目白(めじろ)が訪れたが、今年は鵯(ひよどり)と烏(からす)のみ。近くに二棟の高層アパートが建ち、二棟建設中。鳥の道が寸断されたのだろう。
かつて正岡子規は、雀より鶯多き根岸かな−と詠んだ地だが。
三蹟・藤原佐理の詩懐紙の「●(鶯)」。第一画のように字画のくなくなした和様。紙に対して筆尖(ひっせん)も傾く。
(解説 石川九楊)
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