一日一書




 北海道、本州、四国、九州に囲みで沖縄を添える天気図は少し変。日本は島国、群島の国。なのに人々が生活している伊豆小笠原や薩南琉球諸島の島々が消える。元寇時は壱岐・対馬、第二次大戦では沖縄が「捨島」となった。明治の志賀重昴(しげたか)の『日本風景論』の地図は千島・沖縄を欠く。
 昨日に続き懐素自叙帖のかすれた「略」。

(解説 石川九楊)


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